テキスト感想：黒田龍之助『ロシア語のしくみ《新版》』（白水社）

ロシア語のしくみ《新版》 (言葉のしくみ)
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　同作者の『ロシア語のかたち』の続編。
　『ロシア語のかたち』では、本当に形と発音が少しだったが、こちらでは文法にも踏み込んでいる。
　とは言え、かなり省略した形となっており、初歩の初歩といったところだ。まぁそれでも、初めてロシア語に触れる日本人には十二分に驚きの連続なのだが。
　登場する例文たちは生活に密着しており、文法が難しくても楽しく読めるようになっているのが嬉しいところ。
　楽しく読んで、楽しく文法の初歩を学べる一冊。




　『ロシア語のかたち』→『ロシア語のしくみ』と読んで、2013年前期が初放送だった匹田剛講座「繰り返しでマスター！　文法の基礎固め」を聞けば、難易度の順番として宜しいのではないでしょうか。
　匹田講座は私が知るここ数年の基本編の中では最も簡単＆ロシア語の挫折ポイントである数字と不完了体・完了体部分を最後に詰め込んで逃げ去る方式なので、心が折れにくくて最初の講座としてオススメです。


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