今ちまちまと読んでいる短編が、イースターの時期を舞台としている&ロシア正教の休日の話が出てくるので、ちょっとロシアのことを学んでみる気になった。
本当はロシア正教の話が知りたかったのだけれど、良い本が見付からなかったのでまずは歴史から。
写真多めで読みやすい「ふくろうの本」シリーズから2冊購入。
『ソ連の歴史』と『ロシアの歴史』。
本当は『帝政ロシア』も欲しかったのだけれど、立ち寄った書店に在庫がなかった。
この3冊があればロシアの歴史は網羅でき……るよね? 帝政が崩壊してソ連に、それが崩壊して現在に至る……でいいよね?
帝政の前は、えーっと、そもそもロシアってどうやって成り立ったんだっけ? いや、そんなこと言い出したら日本の成り立ちもよく知らないような気もしてきたぞ。
上でも書いたように、本当はロシア正教の解説が読みたいんですけどね。
ギリシャ正教に関する書籍ならいくつかヒットするけれど、ロシア正教となるとあんまり良さげなのが見付からない。そこまで本気で学ぶ気はないので、ロシアだけで良いです真面目に。
宗教行事についての情報がないと、今読んでる短編の細かいところが訳せなくて困ってしまう。まぁ細かいところだから、踏み倒しても許されそうではあるけれど。
ただ本気でソログープの作品を読む気なら、ロシア&ソ連時代の教育システムと学校組織についても学ぶ必要が出て来ちゃうなぁ。
ソログープさんは学校の先生だったせいか、長編の主人公が全員学校の先生なんだよね……。しかも全員大なり小なり教員人生に挫折してるし。
あ、ソログープさん自身は順調に出世したみたいですけどね。養っていた妹が亡くなったのを機に、教師を辞めて作家業に専念しちゃったようですが。
そういえば同じく養っていた母親がいつ亡くなったか聞いた記憶がないけれど、妹よりも先に亡くなったのだろうか。
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