アンソロジー『ロシア怪談集』


ロシア怪談集 (河出文庫)
ロシア怪談集 (河出文庫)沼野 充義

河出書房新社 1990-05
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 過去の記事をサルベージしておけば私が便利だという、個人的なシリーズ。
 今回は『ロシア怪談集』。新本ではもう購入出来ないので、古書でお探し下さい。

 収録作品は以下の13作品。
  ・「葬儀屋」 プーシキン 神西清・訳
  ・「思いがけない客」 ザゴスキン 西中村浩・訳
  ・「ヴィイ」 ゴーゴリ 小平武・訳
  ・「幽霊」 オドエフスキー 浦雅春・訳
  ・「吸血鬼の家族――ある男の回想より」 A・K・トルストイ 栗原成郎・訳
  ・「不思議な話」 ツルゲーネフ 相沢直樹・訳
  ・「ボボーク――ある人物の手記」 ドストエフスキー 川端香男里・訳
  ・「黒衣の僧」 チェーホフ 池田健太郎・訳
  ・「光と影」 ソログープ 貝沢哉・訳
  ・「防衛――クリスマスの物語」 ブリューソフ 草鹿外吉・訳
  ・「魔のレコード」 グリーン 沼野充義・訳
  ・「ベネジクトフ――あるいは、わが人生における記憶すべき出来事(植物学者Xによって書かれたロマンティックな中編小説)」
   チャヤーノフ 沼野恭子・訳
  ・「博物館を訪ねて」 ナボコフ 諫早勇一・訳


 個人的にはA・K・トルストイの「吸血鬼な家族」がお気に入り。
 その他の感想はコチラから。ロシア作家の作品を読むのが初めてだったので動揺している様が伝わって来ます……。



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