日本人の知らない日本語2 | |
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『日本人の知らない日本語』シリーズ2作目。今作でも日本語教師凪子先生の戦いは続く。
日本語が上達しすぎてマニアックな質問を繰り出してくる生徒もいれば、忍者に謎の執着を見せる生徒達も。日本語を学ぶ彼らの疑問は深く広い。
この2作目には章ごとに一枚絵で「畳化したと思うとき(畳化=日本の常識に染まること)」を各生徒に聞いた答えが乗っているのだが、イギリス人のジャックさんの回が衝撃的すぎた。
肩こりって概念があるのは日本を含む一部の国だけなんだ……マジか、マジで。
概念自体がないなら、肩がこることもない訳で、つまり日本からもこの概念無くそう!
ジャックさん以外の回答では、タクシーに乗るときにあちらから開けてくれるドア、あれが日本独自のサービスだと言うのにも驚き。
海外でタクシーに乗る機会があったら、確実に待つわ。開くはずのないドアが開くのを……。
ロシア語ネタとしては、明太子があった。
タラコは鱈の子だけど何故にメンタイコとも呼ぶのか?と言う素朴な疑問から発展してミンタイ(минтай)ならロシア語で鱈を指すとのこと。
ちなみに今調べてみたら、икра минтаяでメンタイコになるそうな。『日本人の知らない日本語』で登場したикраさんがこんなところで再登場。
個人的衝撃情報は、ロシアにも干支があるという事実。アジアにしかないと思っていたぞ、このシステム。
ロシアには中国から進出したらしい。干支の面子は、こちらのサイトによると日本と同じようだ。
そういえば新年早々にOZONでネットショッピングをした時に、トップにサルが居てビックリしたっけなと思い出し、画像フォルダを漁ってみたらちゃっかりスクショが残っていた。
干支システムって、結構な範囲で頑張ってるのね。
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