Я сегодня получу котёнка.
Я с нетерпением жду.
メモ:
сегодня:今日
получить:貰う(完了体)
котёнок:子猫(→対格:котёнка)
今回は未来形を書いてみたかったのだが、その前に動詞に二種類の分類があることを知る羽目に。
と言う訳で、ロシア語の動詞には、不完了体と完了体の二種類あることを知った。今更かよ、とのツッコミは受け付けておりません。
完了体はその名前の通り、既に終わった、あるいは終わるのが確定的な動作を示す。
不完了体は習慣、反復、現在進行中の出来事、未来形の場合は不確定の未来を示す。
となると、気になるのが前回の日記。「完了形と不完了形の区別もないまま書いたけど、大丈夫なのかね?」ってことです。
振り返ってみると、"Я купила этот хлеб."と書いている。ここで使われている動詞"купить(←купила:過去形/女性形)"は完了体の過去形なので、過去に起こり既に終了した出来事を指すことになる。
つまり"Я купила этот хлеб."は「このパンを買いました(動作は終了している)。」の意味となり、この場合で私が言いたかった内容通りとなっている。
……いやー、よかったよかった。
"купить"の不完了体は、"покупать"。不完了体に接頭辞が付く典型的パターン……と思いきや、語幹の最後иがаにチェンジしてやがる。
ややこしいが、つまり、
Я куплию этот хлеб. (куплию:купитьの現在形/一人称・単数形、лが挿入されるのに注意)
意味は「私はこのパンを買うことが確定しています。」→「私はこのパンを買います。」となり、日本語で区分すれば未来形に。買うことが内定している状態。
Я покупаю этот хлеб. (покупаю:покупатьの現在形/一人称・単数形)
こちらの意味も、「私はこのパンを買います。」になるものの、こちらの日本語区分は現在形。「いつも買っている(習慣)」の意味が内包されている。
ああ、うん、分からんなコレ。日本語にすると字面一緒になっちゃったぞ。拘りポイントが日本語と随分違うせいだな。
ロシア語の道の険しさ半端ない。
先日の私がパンを買った話に戻ると、私があの可愛いパンを買ったのは一回ぽっきりなので、やっぱり完了体の"купить"で問題ないハズ。
今日の日記一文目の動詞"получить"は完了体なので、「私は子猫を貰います」と動作が終了するのが確定しているもの、つまりは未来を意味する内容にしているつもり。
ちなみに、 "получить"の不完了体は"получать"になるのだそうだ。不完了体と完了体が同形なのかと思った。ただ、本当に同形のものも存在するらしい。
ややこしすぎるので、正直出会いたくない。
二行目の"Я с нетерпением жду."に関しては……ええっと、慣用的な表現と言うことで細かいところはスルーさせていただきます。
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