ロシア国立交響楽団を聞きに行ったのだ


 連休最終日の20日に、大阪はザ・シンフォニーホールにロシア国立交響楽団の演奏を聴きに行きました。
 割とお値段がお手頃だったので、オーケストラは弦楽器が主役だから嫌いだけど、聴きに行っても良いかなーと思ったのであります。そう、私は管楽器愛好家。呼気で演奏しない楽器など邪道。……あ、ピアノさんは黙ってて?

 大阪のプログラムはチャイコフスキー特集。交響曲第4,5,6番の3曲。第6番はかの有名な「悲愴」でございます。
 このプログラムを見た時点で、これ色物じゃない?期待できないなー、チケット安いしなー、「国立」なんて御大層な名前だけどロシアはホイホイこの手の名称を名乗っちゃうしなー、とかネガにネガを重ねていたのですが、いやいや、面白かったですよ。個人的にはお値段以上でした。



 パンフレットの表紙にはさりげなく聖ワシリー寺院が。ちなみに表紙をめくった先、1p目にも聖ワシリー寺院と、それに加えて赤の広場の写真が。
 他の国ではどうだか知らないけれど、日本ではロシアと言うとこのイメージですねぇ。しかしこのパンフレット1,000円したのに薄いよ!
 ちなみにCDは4,500円。公演後に買おうと思ったら、売り切れていた。



 今回はチケットを買ったのがかなりギリギリだったため末席は売り切れており、私的にはとても珍しいことにB席を購入。
 そのおかげか、二階の演奏陣を斜めから見下ろすアングルの席に。音響的には演奏者の後ろとか終わってない?との疑問を抱いたものの、どうせ私の耳では意味が無いし、それ以上に演奏者を覗き込むようなアングルが気に入って、とても満足。常にこのアングルが確約されているなら、もうずっとB席以上を買うよ。本気で。

 そんな訳で、演奏者を眺め続けていた訳ですが、演奏前に既に驚くことが。管楽器の皆さん、楽器を席に放置しすぎ。楽器ケースごと置く意味は何なんだ、マジで。
 アングル的に一番見やすかったファゴット、明らかに楽器ケースの中に楽器入ったままで放置されてる。
 本番前にチューニングとかしないのかよ、エアコンの効いた場所に放置したら楽器キンキンに冷えるから本番で温まると狂うぞ、ああ本番直前はマウスピース練習だけする主義なんです? 流石にマッピくらいは持ってるよな? とかグルグル考えている間に、演奏者がゾロゾロ入場。
 そしてファゴットの楽器ケースから登場するマウスピース。私は死んだ。
 さらにファゴットの組み立てに手間取る2ndファゴットさん、本番直前の音合わせに参加出来ず。楽器は今ここで組み上げたと言うことはつまり事前のチューニングは皆無、そして最後のチャンスにも参加出来ず。冷房の入った場所に放置した楽器は当然冷えているハズで、それを温める暇もなく本番に突入しようとしている姿に、本気で目眩がした。

 この時点では「ここの交響楽団はクソだ。一曲目がクソだったら私は帰るぞぉぉぉ。アンケートはばっちり任せろぉぉぉぉ!」状態だったのだが、一曲目の交響曲第4番の第一章が終わった時点で、既に評価はコロッと反転していた。
  ファゴット以外にも舞台上で楽器を組み立てる木管楽器に悪印象を抱いていたが、いやいや流石はおプロ様である、実に上手い。プロに対して上手いだなんて、失礼なのだが。しかし別の形容句が思い付かないほどに上手い。
 特に1stフルートとオーボエが素敵。私はオーボエの音色があまり好きではないのだが、今回は三曲とも一度もイラッとしなかった。
 逆にトランペットが耳に付いたが、これは完全に好みの問題だろう。多分、あの手の音が好きだと言う人の方が多いと思うし。
 ホルン、トロンボーンは音色自体は良くも悪くも特に印象にないのだが、その揃いっぷりは上手いを通り越して恐怖の域であった。あれでトロンボーンは3本、ホルンに至っては4本もいるとか、なにそれマジ怖い。プロ凄い。
 いつだって格好いいティンパニは、今回も格好良かった。まぁティンパニをゼロ距離で後ろに置かれたトロンボーンには同情してしまったが。近い、近いよ。
 チューバは一歩劣るように思えたが、それでも「悲愴」では結構美味しい役回りなので是非演奏している姿を見たかった。私の席からは見えなくて残念だ。コントラバスも見えなかったのが残念。
 どうするんだよアレと思ったファゴットも、バリバリに素敵で何だか悔しい。
 ピッコロの音色も嫌みがなくて好きだ。
 このピッコロ、私は全く存在に気が付いておらず、登場した時にはかなり衝撃を受けた。アングル的に全く見えてなかったから、2ndがその内に持ち替えるのかと思っていた。
 それからと言うもの、ピッコロの人がフルートも兼任しているのかが気になって気になって、ずっと眺めていた。ら、このピッコロさん、出番ではない時にピッコロを手の中でクルクルと回す。
 ピッコロは冷えやすい上に出番が余りないから、チューニングが狂わないように温めているのかなー、でもあんなに回したら中から液体出て来ちゃうよなー、手が濡れたら指が滑っちゃうわー、なんて勝手に心配する私。
 ちなみに一曲目はピッコロさんはピッコロ専任であった。



 演奏が始まるまでは期待値がほぼゼロだったのに、一曲目が終わる頃には完全に「悲愴」が楽しみでならなくなっていた。
 しかし気になることが一つ。あのピッコロさんはもうずっとピッコロ専任なのであろうか。そんなの、出番が少なすぎて切なくなりはしないだろうか。プロはそんなこと気にしないのだろうか。
 なんて疑問を抱いたまま休憩を終わり席に戻ったら、件のピッコロさんがフルートの楽器ケースを持って再登場。二曲目はフルート兼任なんだ! 良かったー、と安堵したものの、しかし待って欲しい。何故楽器ケースで持ってくるのか。何故フルートを舞台上で組み立てねばならんのだ。
 実はこの時、この二曲目でフルートピッコロ兼任の彼が、一曲目でピッコロだった彼と同一人物なのか確信がなかった。日本人相手ですら見間違える私である。外国人ならば余裕だ。
 だが演奏が始まってすぐに、疑問は確信へと変わる。何故なら彼が一曲目のピッコロと全く同じようにフルートを手の中でクルクル回したからだ。
 ……いや、待って。ピッコロなら百歩譲って回す意味が分からんでもないけど、フルートは無理よ。何で回すの? と思いよく見たら、ただ回している訳ではなくて、中に掃除棒入れてる。つまり掃除してる。
 うわーい、この人、大物だー! しかも出番じゃない時は椅子にふんぞり返ってないか? なんかもう色々と凌駕して、ピッコロさんのこと好きになってきた。一曲目のピッコロくるくるも掃除してたんですかね。
 衝撃的すぎて、「金管楽器がツバ抜き出来るのに木管楽器がしちゃいけないなんて差別なんじゃないか。たぶん本番中に掃除するのは普通なんだ」と自分に言い聞かせそうになったものの、見ている限りでは他の木管楽器、フルートだって、掃除してなかったよ。ああもうよく分からない。でもとりあえず私は、このピッコロさんが好きだ。

 ピッコロさんのおかげで一人大混乱だった二曲目チャイコフスキーの交響曲第5番だが、演奏を聴いていなかった訳ではない。
 クラリネット、オーボエ、ファゴットが実に美しかった。フルートは一曲目と三曲目で1stだった人の方が上手いかなぁ。
 オーボエが嫌いだと言うのは先に書いたが、私はクラリネットも嫌いである。だがそれでも素直に素敵だと言わせるあたり、やっぱりプロである。一曲目では印象に残らなかったトロンボーンも後半、伸びやかであった。この曲のトランペットは嫌いじゃない。
 だがこの二曲目、メインを担っているパートは上手いのだが、その他のパートがなんだかイマイチ。協調性を欠くと言うか、集中力が切れたと言うか。
 しかも途中からカサーカサー音が。 こんな音がするパーカッションがあったかもしれない、と好意的に解釈しようとしてはみたが、でもやっぱりリードが割れた音にしか思えない。それも段々と悪化している。その内にリードミスをしでかすのではないかと、勝手にヒヤヒヤしてくる。プロが本番でリードミスとか死ねる。
 クラリネットかオーボエのどっちかだよなぁと思い聞いていると、どうも1stオーボエが特定の中音域に来た時にカスっている気がしてきた。しかし本当にリードが割れたのなら、もうどうしようもない。出番ではないときに掃除は出来ても、リードを変えるなんて不可能だ。
 オーボエは2本しかおらず、どちらかが吹かずに済ませるのも無理だ。この事故をどう処理するんだオーボエさん、私はもうこのカスーカスー音を聞きたくないぞ、あなたが悪い訳ではないのは分かっているけれど不愉快だ、なんて思っていたら、章間で1stが2ndに何やら話しかけ、自分の楽譜を示した。そしてカスーカスー音は鳴りを潜めた。
 ……不思議ー。入れ替わったのかなと思ったけれど、最後までちゃんとオーボエは2本いたように思えたからつまりはどちらかのパートかは吹いている訳で、吹くならカスるんじゃなかろうか。カスる条件を理解して回避した? そもそもリードが割れたと私が思ったのが勘違いだった?
 その後もオーボエがソロを担う度にドキドキしてしまったが、彼は華麗に吹き終えた。うん、やっぱり、私の勘違いだったのかも。



 二度目の休憩を挟んで、最後は交響曲第6番「悲愴」。
 ここまでトランペットとホルンの間に二席空いていたのが埋まっていた。増員はホルン1、トランペット1。トータルでホルン5にトランペット3の構成となった。
 ちなみにトロンボーンは3、チューバは見えないがおそらく1、木管楽器はそれぞれ2、フルートは専任2にピッコロフルート持ち替えが1。
 フルートの1stが2曲目は違う人になったので、ピッコロも違う人になるんじゃないかと危惧したが、今回も三番目の席にふんぞり返っているのは私が愛して止まないピッコロさんであった。この人、誰? パンフレットにピッコロの欄がないから確定できない。フルート末尾の人で良いのか?
 なお弦楽器は興味が無いので数えていない。そもそもコントラバス以外区別が付かない。
 前の第5番のようにバラバラだったら嫌だなーと思っていたのだが、最初の方は予想通りにややチグハグ。しかし徐々に立ち直り、悲愴を予想以上に悲愴に重たく歌い上げる。
 木管楽器も悪くはないけれど、やっぱり金管が格好いいわねぇ。低音が素敵。
 5本もいるホルンよりもトロンボーンの方が印象深いのは如何なものかとは思うが、私の席の位置が微妙なだけで、正面で聞いていた人にはまた違った感想になりそうだ。でももっと格好いいホルンが見たかったぞ。
 トランペットの1stはまたしても私が嫌いな音色だったが、やっぱり好みの問題だろう。それでも3本に増えた分だけ緩和された感があった。
 そして格好いいはずのチューバが格好いいけどなんか思ったより格好良くない。もっと響かせてくれても良いんじゃないかい。でもこれも私の席の場所のせいかも。そもそも見えもしない席だし。ティンパニも同じ印象。奏者が女性に変わっていた。

 なんだかんだ言ってはいるが、悲愴は重たい演奏で私は非常に気に入った。
 これだけヘビーに振った指揮者は演奏後に倒れるんじゃないかと心配してしまったが、みんなの鳴り止まない拍手に何度も舞台に戻って来てくれた。まぁ最後の方はもう帰らせてって気持ちが見えてた気もするが。
 結局三曲とも最後に立ち上がるタイミングが揃わないトロンボーン3人とか、ちゃんと舞台上で楽器をケースに仕舞い込んでから退出する木管の皆さんとか、妙なところが面白かった。
 ファゴットさんが舞台上でマウスピースを取り出した時には、もう帰ってやろうかと思ったんですけどねー。
 来年もまた日本に来るなら、また聞きたいなぁ。そして他の会場のプログラムには入っている『ルスランとリュドミラ』の序曲や、スラブ行進曲も聴きたかったな。



 どうでもいいことだが、この記事を「ロシア語に纏わる独り言」カテゴリーにしたので、どこかにロシア語がないかとパンフレットをひっくり返してみたが、一文字もない。しかし折角なら、ロシア語の正式名称を知りたいところである。
 この手の正式名称を日本語に翻訳するとややこしいのがロシアだと言うのは身に染みて知っているので、英語表記を見てみよう。パンフレットによるとこの「ロシア国立交響楽団」は"State Symphony Capella of Russia"と言うのが英語の正式表記。
 「ロシア国立交響楽団」でGoogle検索をするとwikipediaの「ロシア国立交響楽団」のページが引っ掛かってくるが、こちらの英語名はThe State Academic Symphony Orchestra of Russiaとなっている(2015.07.25現在)上に、経歴が異なるから別の楽団のようだ。
 ……しかし本当に毎度毎度、安定してめんどくさいなロシアちゃん。いや犯人は日本語の方か?
 と愚痴っていても進まないので、固有名詞が駄目そうなら経歴も加味しておけと言う訳で、パンフレットに記載されているものを引くと以下。

 1957年 サムイル・サモスードが全ソヴィエト放送オペラ交響楽団を設立
 1971年から1981年 マクシム・ショスタコーヴィチが音楽監督に就任
 1981年? ロジェンストヴェンスキーが音楽監督に就任 ソヴィエト国立文化省交響楽団と改称
 1991年 ヴァレリー・ポリャンスキーが音楽監督に就任 ソヴィエト連邦国立室内合唱団と合併、現在の名称に

 あとはこの経歴に合致する楽団を見付ければいい。
 と言うわけで再びGoogle検索をすると、再びWikipediaが引っ掛かってきた。但し今度は「ロシア国立シンフォニー・カペラ」のページである。英語表記も経歴も、どうも当たりっぽい。揺れる揺れる日本語表記。
 Wikipediaに付されていた公式サイトに飛び、Концерты(コンサート、複数形)の今月の項目を見ると、ずらっと並ぶのはгастрольная поездка оркестра в Японию(直訳:日本へのオーケストラの巡業の旅)との文字列。
 これはもう確定ですね。折角なのでスクリーンショットを撮ってみる。クリックで大きくなるよ。


 県名だけのところと、ちゃんとホール名まで記載されているところの違いは何なんだろう。
 しかしこうして改めて見ると、かなり苛酷なツアーだなぁ。特に大阪までが死にそう。ピッコロさんがフルートを回し始めるのも仕方が無いのかもしれない。

 そんな訳でどんな訳で、私が先日聞いた「ロシア国立交響楽団」の正式名称は"Государственная академическая симфоническая капелла России"でした。長い。略称はГАСК。ガスク? ゴスク?
 直訳すると「国立アカデミックシンフォニーカペラ、ロシア」かな。アカデミックって何だよ学術かよと思ったが、岩波の露和辞典に依ると「古典的伝統を守った」なんて意味もあるようだから、そういうことなのかな。
 アカデミックが行方不明だが、State Symphony Capella of Russiaという英語表記はストレートな訳で良いと思いました。
 ロシア国立交響楽団との日本語訳は、カペラを完璧無視で如何なものかと。まぁ今回のツアーはオケしか来ていないから、入れると客が「?」になると思ったのかな。でも同名のオケがあるようだし、Wikipedia記載の「ロシア国立シンフォニー・カペラ」のがストレートな訳で宜しいかと。
 日本語訳がややこしいГАСКの公式サイトはコチラ。ロシア語オンリーのようだ。
 公式Facebookはコチラ。公式VKはコチラ
 ちなみにVKと言うのは、ロシアで流行っているFacebook的なナニカです。登録していなくとも、見ることは出来ました。こちらには動画も上がっているのでオススメ。


 公式サイトに辿り着いたついでに、ここ10年ほどの海外公演記録を見たが、何気に日本は2015年が初であった。これは来年来ませんね。残念。
 しかし微妙に時系列じゃないんだけど、アレなんの順なんだ。ロシアクオリティなだけか?

 公式サイトに辿り着いたついでに、トップページを斜め読みしたので、ロシア国立シンフォニー・カペラの前身団体のロシア語表記もご紹介。日本語表記は今回のパンフレットに準じる。
・ソヴィエト連邦国立室内合唱団:Государственного Камерного хора СССР
・ソヴィエト国立文化省交響楽団:Государственного симфонического оркестра Министерства культуры СССР
 ソヴィエトがСССРと省略されていることに心からの喜びを感じますね。「ソヴィエト連邦国立」「ソヴィエト国立」と微妙に表記に揺れがあるのは何なんでしょう。




 ちょっと感想その他を書こうと思っただけなのに、気が付いたら長文を綴っていた不思議。いい加減スクロールバーも小さくなったが、今回のこの記事は、実は今から書くものの自慢をしたかっただけなのです。
 これはシンフォニーホールの館内ショップで購入したノート。ピアノを囓った人間の心を打ち抜く品々。
 ここだけの限定商品かと思っていたが、今検索したらAmazonでも売ってたわ! なんだか猛烈に悔しいぞ!!
 Amazonでブルクミュラーノートを購入したい方はコチラからどうぞ。関連商品で他のも下の方に出て来ます。



 私が買ったのはこれら5冊。

 王道のブルクミュラー、ツェルニー、ハノン。
 お子様デザインな教本を終えてこの緑青本を渡された時は、なんだか大人になった気がしてドキドキしたものです。
 私はブルクミュラーまでお子様デザインだったので、非常に嬉しかったですね。そんな訳で本当はこのデザインのブルクミュラーには馴染みがないのだが、B5サイズの罫線ノートはこれしかなかったのです。
 私がこのデザインの本デビューしたのはツェルニーだったかなぁ。それともハノンか。ハノンは子供向けのを延々と繰り返した先にこのハノンだったから、「またハノンかよ! しかもなんか分厚くなった!」の衝撃でノーカウントにされている予感がする。

 思い出は各々色々あるが、これはノートなので中身はこんな感じ。


 大きいのはほぼB5サイズ。罫線は6mm。幅広いなと思ったけれど、これでB罫か。私C使ってたんだっけか。48シート。
 小さいのは、ほぼB7サイズ。方眼。48シート。
 Amazonへのリンクを張っておく。
   ・ほぼB5サイズ(罫線B): ブルクミュラー
   ・ほぼB5サイズ(方眼): ソナチネ
   ・ほぼB5サイズ(五線譜12段): ハノン
   ・ほぼB5サイズ(五線譜10段) ツェルニー
   ・ほぼB7サイズ(方眼): ハノンツェルニー



 もう2冊は「子供のバイエル」。上下巻。私が購入したのはB6サイズ。



 中身はこれまた罫線だが7mmのA。上の方がやや罫線の色が薄い。


 シンフォニーホールのショップではB6しか見かけなかったが、B5サイズA罫も存在するらしい。
 そんな訳で再びのAmazonリンク。
   ・子供のバイエル(B5サイズA罫):上巻 下巻
   ・子供のバイエル(B6サイズA罫):上巻 下巻
 しかしバイエルを再現するのなら、横線の入ったゴワゴワしたあの印象的なカバーも再現して欲しい。途中で崩壊してくるアレ。みんなイラッとしたんじゃなかろうか。

 と、ここまで書いてきて思い出したが、私が使っていたバイエルはこれじゃないような気がする。下巻は紫色だったような。この赤と黄色は妹が使っていたバイエルだったような……。
 ううーん? 私のバイエル上巻も赤色だったような記憶があるが、なんか印象薄いんだよなぁ。
 妹のバイエルを見て可愛いなと思った記憶が甦ってきたぞ。内容も違うなと思った記憶があるようなないような。つまりデザイン違いではなくて、完全別モノか?
 いやもうバイエル使ってた時代を思い出せとか無理ゲーすぎる。「懐かしい」と思った最初の印象を大切にするよ。



 ショップでお買い物をした後は、梅田まで徒歩で帰った。
 途中で通りかかった大阪動物専門学校に度肝を抜かれたので、ご紹介。


 犬がお好きなんですね、分かります。でも猫も宜しくお願いいたします。

 更にてこてこと歩いていたらルクアイーレを通りがかったので、噂のオシャレな本屋兼雑貨屋である蔦屋書店を覗きに行って来た。予想以上にオシャレで戸惑ったが、棚配列がなかなか面白い。しかしロシア語の棚は皆無であった。そりゃそうか。
 さらに歩いて紀伊国屋書店梅田本店へ。ロシア語の棚から東洋書店を襲撃する。めぼしいのは私が買ったので、お探しの方は他の書店に行くのオススメ。
 本当はジュンク堂も覗く予定だったのだが、流石に足が痛くなってきたので帰宅。ネットで在庫を見る限り、東洋書店の残る在庫はジュンク堂に多数眠っていそうである。
 

2 件のコメント:

  1.  こんにちは。前回匿名で投稿した者です。 いつも楽しく見させてもらってます。
    自分もこういうのをCDとかでは無く実際に聞いてみたいものですな。
    春色さんは音楽とかに詳しいのかな?自分は初心者ですが、音楽は好きです。
    と言うか音楽は楽しめればいいんですよね。
     関係ないかもしれませんが、スタバのタンブラーが気になる…ロシア限定のやつかな?
    ちなみに自分は猫派ですよ。
     +すいません。本名のGoogle垢で投稿しちゃったんで削除してしまいました…

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    1.  コメントありがとうございます。前のコメントはこちら側でも削除しておきました。
       生演奏は「音って空気の振動なんだ!」なんて常識が肌で実感出来るので、楽しいですよ。
       まぁトロンボーンなんかの金管楽器はガラスを割るんじゃないかと心配になる勢いなので、駄目な人は駄目らしいのですが。

       重し代わりに使っているタンブラーは、ご指摘の通りロシア限定のスターバックスのものです。
       スタバ以外にもロシア限定があるみたいなので、今度行くときは探してみたいです。

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