個人的なメモも兼ねて。
東洋書店は倒産してしまいましたが、何故かその事業をサイゾーが引き継ぎ、東洋書店新社として再出発しております。
が、この東洋書店新社さん、サイトもないのでイマイチ現状がよく分からん。と言う訳で、勝手にまとめ。
以後は東洋書店新社のTwitterでの呟きを複数貼り付けているので、重たいかも。
ちなみに、東洋書店新社のTwitterアカウントは@toyo_shinshaです。
サイゾーが事業を引き継いだと新年の挨拶に書いているので、少なくとも東洋書店新社は1月には存在したのでしょうが、新刊が出たのは3月。
その最初の出版物は以下の2冊。
原発事故 国家はどう責任を負ったか―ウクライナとチェルノブイリ法 | |
馬場 朝子 尾松 亮 東洋書店新社 2016-03 売り上げランキング : 91064 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
3・11とチェルノブイリ法―再建への知恵を受け継ぐ | |
尾松 亮 東洋書店新社 2016-03 売り上げランキング : 230708 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
『3・11とチェルノブイリ法』の方は、東洋書店で出版したものを東洋書店新社で再版したようだ。
4月の予定についても呟いていた。
ずいぶん間が空いてしまいましたが、4月上旬までに再刊する本をまとめます。『一冊目のロシア語』(中澤英彦著)、『現代ロシア語文法』(城田俊著)、『ロシア語文法便覧』(宇多文雄著)、『時事ロシア語』(加藤栄一著)、『ロシア語で読む星の王子さま』(八島雅彦訳注)。ロシア語の本は以上。— 東洋書店新社 (@toyo_shinsha) 2016年3月23日
新社からの再刊ものは「新版」と頭につきますが、流通上の必要からで、内容的には誤字訂正程度で変わっていませんので、東洋書店版をお持ちの方は買い換える必要はありません。『時事ロシア語』は若干のデータ更新のほか、アメリカの政府機関のロシア語訳リストという渋いオマケがつきましたが。— 東洋書店新社 (@toyo_shinsha) 2016年3月23日
『ロシア語使える文型80』(佐山豪太著)も再刊予定としていましたが、6~7月ごろの予定です。『ロシア語ハンドブック』(藤沼貴著)も時期未定ですが再刊予定(9月ころかな、と見込んではいます)。その他、決まり次第お伝えします。よろしくお願いします!— 東洋書店新社 (@toyo_shinsha) 2016年3月23日
と言うことなので、実際にAmazonで見てみると、
一冊目のロシア語 CD付き | |
中澤 英彦 東洋書店新社 2016-04 売り上げランキング : 468219 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
現代ロシア語文法 | |
城田 俊 東洋書店新社 2016-04 売り上げランキング : 110846 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
ロシア語文法便覧 | |
宇多 文雄 東洋書店新社 2016-04 売り上げランキング : 463821 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
時事ロシア語 | |
加藤 栄一 東洋書店新社 2016-04 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools |
ロシア語で読む星の王子さま―CD付 | |
サン・テグジュペリ Antoine de Saint‐Exup´ery 東洋書店新社 2016-04 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools |
何故か『ロシア語文法便覧』だけ旧・東洋書店版と新・東洋書店新社版がフュージョンしていたが、他は別物としてカウントされていた。
それほど数を刷っていないのか、Amazonでも在庫は手薄。殆どで表紙データがないのはどうしてなのだろう。
最近私はリアル書店に行っていないので、そちらで流通しているのかどうかは知らない。
「東洋書店版をお持ちの方は買い換える必要はありません」なんて言っちゃうあたり、誠実な印象です。データ更新にオマケが突いた『時事ロシア語』はお得感ありますねー。
『一冊目のロシア語』は定評があるから、こうしてまた新本で入手可能になるのは嬉しいな。
ちなみに
旧東洋書店の本の復刊リクエスト、どうぞお寄せください。著者の方と版権譲渡のお約束ができている本に関しては復刊可能です。在庫なしからのスタートですので、皆さまの支持が頼りです。— 東洋書店新社 (@toyo_shinsha) 2016年2月19日
とのことなので、復刊して欲しい本がある方は、リクエストしてみると叶うかも?
ロシア語以外の本も復刊中。
4月初旬までの再刊本。ロシア語の本以外。『一冊目のインドネシア語』(小笠原健二・V. R. クマラニングルム 共著)、『一冊目の韓国語』(五十嵐孔一著)、『建築基礎構造』(畑中宗憲・加倉井正昭・鈴木比呂子 共著)。なお、流通上旧版と区別するため、すべて頭に「新版」とつきます。— 東洋書店新社 (@toyo_shinsha) 2016年3月23日
小さくひっそりと頑張っている感のある東洋書店新社。末永く頑張って欲しいですね。
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