プーシキン作の童話。他にも色々と童話を書いているようなので、邦訳を探してみたい。
原題は"Сказка о рыбаке и рыбке"。
漁に出たおじいさんは、網にかかっていた金のさかなを助けてやりました。金のさかなはそのお礼に願い事を叶えてくれると言います。
人の良いおじいさんは出かけにおばあさんがおけが壊れたと文句を言っていたことを思い出し、それを直して欲しいとお願いします。その願いは叶えられましたが、しかし強欲なおばあさんは怒り出して……。
ひゃくしょうの家が可愛いふりふりだが、それでいいのか。
願い事と比例して悪化していく海の描写が、なんとも不吉で恐ろしい。
この出版社のシリーズにはロシアの民話は『笛ふきイワーヌシカ』と 『ハリネズミと金貨』があるようなので、こちらも探してみようっと。
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