迷子になった女の子が森で見付けたお家。中に入ってみたら、大きないす、中くらいのいす、小さないすが。
実はそれは大きなおとうさんぐま、中くらいのおかあさんぐま、小さなこぐまの家族のお家だったのです。
色んなバージョンのある「3びきのくま」だが、この絵本はトルストイ原作の「結局女の子はどうなったのさ?」バージョン。
元々はロシアの子供に文法を教えるために作られた作品だそうで、原文は割と色んな文法事項が出てくるのだが、日本語になるとサッパリなのでありました。
本書のイラストはバスネツォフ。原題は"детгиз"。
初版は1962年5月1日だが、私が読んだのは2000年2月20日の第74刷。74刷とか凄い!
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