ごきぶり大王 (コルネイ・チュコフスキーの絵本) | |
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平和に暮らすみんなのところに、ソイツは突然現れた。
テカテカとしてその背中、世に恐ろしいその脚。あまりの恐ろしさにみなはひれ伏し、ごきぶり大王の君臨を泣きながら受け入れるのだった。
日々日々理不尽になっていくごきぶり大王の要求にすら、誰もが逆らえない。さてさて、ことの顛末は?
みんな情けない……とは思うものの、気持ちはものすごく分かる!
家庭の恐怖の存在ごきぶりが、ロシアでも猛威を振るっているのが分かって、変な親近感が湧く一冊。
原題は"Тараканище"、絵は日本語版のための描き下ろしとのこと。
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