創元文庫さんが毎年この時期にやっている復刊フェア。
2016年版はアレクサンドル・ベリャーエフの『ドウエル教授の首』が対象になっております。
復刊の関係上売り切れゴメン。意外にもAmazonには在庫がなく、楽天ブックスとhontoにはあるようだ。e-honは微妙。7netと紀伊國屋のネットにはない。
紀伊國屋書店は実店舗には在庫がある。私は梅田で買ったよ。
『ドウエル教授の首』は、新本では買えず、古本でもお高いお値段になっていたので、こうやって復刊されると嬉しいですね。そして、少し前にナショジオで見た「旧ソ連の怪奇ファイル パート2」の衝撃が醒めやらない身としては、買わざるを得ないと申しますか、うん。
ちなみに本書は、デミコフのかの研究に先立って書かれております。 まぁだいたいにおいて、科学の「発想」に先だって、フィクションの世界で「発想」されるのが世の流れではありますが。
空を飛べるほどの技術水準を有していても、空を飛べると思わなければその技術に挑む人は居ないわけで、故にフィクションが先行するんでしょうかね。
どうでもいいが「生首の状態でも生きている」という文字に何かを思い出すなぁとずっと感じていたのだが、思い出した。『スレイヤーズ』だ。3巻だか割と初期にそんな展開があったよ。
書いてる途中で思い出せて、今、妙にスッキリしている。
『スレイヤーズ』はお小遣いでコツコツ集め始め、もういい歳になっても買い続け、飽きっぽい私が例外的に本編を最終刊まで綺麗に集めたシリーズ。番外編のすぺしゃるは途中で力尽きてゴメンナサイ。
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・『世界短篇文学全集12 ロシア文学20世紀』
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