蛇蔵＆海野凪子『日本人の知らない日本語3 祝！卒業編』

日本人の知らない日本語3 祝! 卒業編
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　日本語教師凪子先生の奮闘記も第3弾。
　日本語を学びに学校に通っているからには目的があるはずで、今回では学生の一部がその目的を果たして卒業していく。


　個人的な今回の衝撃だった話は、指で数を数える方法の差。
　日本では人差し指を立てて1、中指も立てて2、薬指も立てて3……と続いていくが、これ実は世界共通ではない。
　親指を立てて1、人差し指も立てて2、中指も立てて3……とスタートが親指からなのがヨーロッパスタイル。日本人には4が辛いが、慣れているヨーロッパの人には普通らしい。慣れって凄い。
　ちなみにロシアでは小指を折って1、薬指も折って2、中指も折って3……となるらしい。1が辛すぎるが、やっぱり慣れているからロシア人は平気らしい。
　中国スタイルはもう文字で説明するのは不可能なので、是非、本書で確かめてくださいな。
　


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