アルファベットのロシア語版、алфавитのスタンプを探していたのだけれどもサッパリ見付からないので、もういっそ自作した。
……と言うタイトル通りの話。
このためだけに、土日まるっと潰しました。時間の無駄遣いなら任せろー。
事の始まりは、このアルファベットのスタンプを購入したこと。
今までこの手のスタンプには興味がなかったのに、ある日たまたま実物を見たら即座にフォール・イン・ラブしてしまいまして。
そして買ったスタンプをペタペタ押している内に、「ロシア語版のアルファベットのスタンプはないのかな?」と思い出し、そしてGoogleさんに聞いても無かったので、自分で作ることに。
自分で作るとなれば、使えるのは身近なものだけ。
と言うわけで使ったのは、けしごむスタンプ。ちょうど近所の文房具屋さんでスタートセットを見付けたので、これを購入。
消しゴムを彫る用の彫刻刀と、インク二種、転写用のトレーシングペーパーに、細かいゴミ取りに使える練り消しまでセット。この彫刻刀が妙に使いやすくて、凄く良い。
モノは手に入れたので、せっせと下絵。
1cm四方の線を引いた上に、алфавитをせっせと書く。文字自体はノーマルな感じにしようと思い、『NHK新ロシア語入門』のをモデルに。
順番が超ランダムなのは私の性格がテキトーだからなだけで、特に理由はありません。
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下絵が出来たら、後は彫るだけ。
鉛筆は意外とインクを弾くので、縁だけにして塗りつぶさない方が良いことに途中で気が付く。
直線を彫るのは飽きる。だが曲線はツライ。やってしまったところを誤魔化しながら、せっせと彫る。彫る。
集中力がブチ切れ状態で迎えた最後の三文字Э, Ф, Яが鬼畜すぎて泣けた。
と愚痴りながらも、33文字出来たよ! 既に言ったけど、丸二日掛かったよ!!
完成したら、どの文字も完全に「私の癖字」そのものになっていた。不思議。……いやまぁ、下絵の時点で既に癖が出ていた気もするが。
実際に押してみたのが上の写真。Ъのバランスが悪くて超押しにくい!
小さめが使いやすいと思ったので、どの文字もだいたい縦横ともに1cmを少し越えるくらいのサイズ。
消しゴムを彫る感覚はなかなか面白かったので、また何か作ってみたいかもしれない。
ちなみに、このалфавитの33文字を作った時点で、まだスタートセットに入っていた消しゴム本体は半分くらい残っております。
でも既製品も欲しいなー。
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