金川欣二『脳がほぐれる言語学 発想の極意(ちくま新書) 』



言語学は役に立たないからこそ役に立つ。(p.11)

 人間は言葉を使って活動をする生き物であるからして、その言葉に対する意識を変えることで、考え方そのものを変えることが出来る。
 ……と言うのがたぶん本書の主張だと思うのだが、「思うのだが」と書いてしまうくらいに内容は薄い。
 色んな本からの引用が楽しいし、軽く読んで次に読む本を決めるには向いているんじゃないかな。



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