一枚目の画像はAmazonプライムへのリンク。画像データがこれしかなかったのでシーズン2のものを使用しているが、実際に見たのは番外編という日本語版ではシーズン4と5の狭間のシーズン内の一回。
私がこの検証番組を見たのはhuluを通してなので、huluへのリンクも貼っておいた。ちなみにhuluというのはオンデマンドの動画サービスです。格安の部類。
日本語版では番外編の6回目に収められているが、オリジナルではシーズン3の3回目。
日本語版では「衝撃の瞬間」の30分版である「新・衝撃の瞬間」なるシリーズが作られており、 この「ロシア原子力潜水艦の悪夢」もある……ハズなのだが、Wikipediaには記載がない。あれ、私、見た記憶があるんだけどな。夢だったのか?
毎回毎回、衝撃的な事件を扱う当シリーズだが、今回取り上げるのはロシアの潜水艦クルスクの末期。
2000年8月、バレンツ海で演習中だった原子力潜水艦クルスクから連絡が途絶えた。ソ連解体後、軍事費が削りに削られたロシアにおいては、久方ぶりの大規模な演習中の出来事であった。
クルスクはロシア軍が誇る潜水艦であり、軍事費の不足から他の潜水艦がただ海底に転がる憂き目に遭う中、優先的に予算が充てられていた。 特別な潜水艦なのだ。
だが、それが消えた。元々が「隠れる」ことに特化して作られる潜水艦だ。それが消息を絶ったとなれば、発見は困難である。
ロシアが誇る原子力潜水艦クルスクが事故を起こすはずはない、そんな思い込みをようやく捨てて、捜査が行われた時にはもう事態は後戻りできないところにまで達していた。
ようやく見付けたクルスクは、海底に横たわっていた。しかもその傾きとハッチの変形のせいで、救助艦を接続することが出来ない。他国の手を借りることをロシアが決意した時には、既に潜水艦の乗組員は全員死亡していた。
ようやっと回収された遺体から分かったのは、彼らの死が一律ではないという事実であった。多数の乗組員はクルスクが海底に横たわった時点で死んでいたが、残りの23人はその後暫く生存し、窒息死したことが分かった。
またヨーロッパの観測所が、バレンツ海での二回の爆発を記録していた。
クルスクに一体何が起こったのか? その衝撃の瞬間を、検証する。
窒息死なんてイヤだなぁ……、と思うと同時に、他にも空気缶(開けると空気が生成される缶らしい)を一つまた一つと開けてついにはみんな窒息死したロシア潜水艦が他にもあった気がして、実にイヤな気持ちに。
なんだっけ……、これもまたhuluで見た気がするんだけれど。
ちなみにこの「衝撃の瞬間」、huluが提供している「リアルタイム」という機能で見た。これは名前の通りhuluを通して一部の番組がリアルタイムで見られるという仕組みで、現時点ではFOXやナショナルジオグラフィックがサービス提供している。
FOXはイイ番組に限ってhuluを遮断していたり、そもそも画質も接続具合もなかなかクソだったりするのだが、しかしhuluちゃんの格安っぷりを思えば、あまり文句も言えない。
タイムシフト機能もないので、本当にリアルタイム。
とは言え、一部の目玉番組は期間限定ではあるが、huluで公開されるので、接続の悪さにイライラしながらリアルタイムで見るよりも、後から公開されたのを見た方がストレスもなくて良い。
なお、この「衝撃の瞬間」シリーズは現在huluにはない。Amazonプライムではシリーズの一部の取り扱いがある。
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