Googleロシアが映画『イヴァーン・ヴァシーリエヴィチ、転職する』公開43 周年をお祝い




 9月21日、ソビエト映画『イヴァーン・ヴァシーリエヴィチ、転職する(原題:Иван Васильевич меняет профессию、英語版タイトル: Ivan Vasilievich: Back to the Future)』の公開43周年という、なんとも中途半端な時期を記念して、Googleロシアがロゴを特別仕様に変更したよ。
 それがこの上のロゴ。いい顔してますねー。

 ちなみにこの映画、Doodle(特別仕様のGoogleロゴのこと)の説明サイトによると、6,000万枚以上のチケットを売りさばいたモンスター映画だそうな。尚、日本語翻訳版は存在しません。……なんで?


 このDoodleの表示地域は下の通り。ロシアオンリーですね。
 完全に『バック・トゥ・ザ・フューチャー』にフリーライドしている二流感溢るる英語タイトルでは英語圏でヒット出来なかったのだろうか。


 ちなみにこの映画、2015年後期のNHKラジオまいにちロシア語の応用編「うきうきルースキー」で紹介されておりました。
 その時の私の記憶によると、タイムマシーンによって冴えない科学者がイヴァン雷帝の時代に行ってしまい、代わりに雷帝が現代(と行ってもソ連時代だが)へ。この二人は映画的な都合の良さで見た目がそっくり。
 そんな訳で冴えない科学者は恐ろしい皇帝イヴァン雷帝として、一方の本物の雷帝は冴えない科学者その人として生きる羽目に陥り、当然ながら異なる時代から来た二人はそれぞれの場所で騒動を巻き起こし……という内容だったはず。

 英語字幕版がちょうどDoodleサイトからリンクされていたので、ここにペタリ。YouTubeでフルで見られるようだ。英語字幕だけど。



 一応DVD化もされている。DVD化するついでに日本語にも訳してくれれば良かったのに。
 まぁ権利関係の問題なのか、各国語に翻訳されているDVDでも何故か日本語だけ抜かされていたりする今日この頃ではありますが。


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2 件のコメント:

  1. Тадасиと申します。この「イヴァン・ヴァシーリエヴィチの転職」はNHKラジオのロシア語講座で今まで2回ほど紹介されています。発明家のシューリクがタイムマシンを作って、16世紀のイワン雷帝の時代へ移動する実験を自分のマンションでします。するとマンションの管理人とお隣に忍び込んだ泥棒が16世紀のモスクワに、イワン雷帝がシューリクのマンションに飛ばされてしまいます。それぞれがドタバタにまきこまれてしまいます。マンションの管理人の名前がイヴァン・ヴァシーリエヴィチだから、転職というのです。

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    1. Тадасиさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
       詳しくありがとうございます。何故、自分のマンションで実験してしまうのかシューリクさん……。

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